Ⅰ水着・Ⅱスイムキャップ・Ⅲゴーグル・Ⅳスイムタオル
上記を揃えれば基本的な水泳は可能です。
Ⅰ水着(スイムウェア・スイムスーツ)
水着は目的に応じで、競技競泳タイプ、エクササイズタイプ(フィットネス用)、遊泳タイプの3つに区分されています。基本的にプールで水泳を行う目的であれば競技競泳タイプを推奨します。競技競泳タイプの水着でも競技大会用(レーシング)と練習用(トレーニング)に区別されます。デザイン、素材、形、価格など種類が豊富です。練習用であれば自分に合った水着、デザインなのでお好みの水着を選ぶと良いでしょう。
Ⅱスイムキャップ(水泳帽子)
スイムキャップは、シリコーンタイプと布タイプの2つに区分されています。基本的にはシリコーンタイプ、布タイプどちらでも良いかと思います。練習用では布タイプのメッシュ素材を使っているスイマーが多く、競技大会ではシリコーンタイプを使用しているようですが練習であればどちらでも大差ないので安価ナスイムキャップでも十分です。素材、カラー、形など豊富にあるのでお好みのスイムキャップを選ぶと良いでしょう。
Ⅲゴーグル(水中メガネ)
ゴーグルは、クッションタイプとノンクッションタイプの2つに区分されています。またレーシング用とフィットネス用で別れて、デザイン、カラー、形状など豊富ですのでお好みのゴーゴルを選ぶと良いでしょう。視力の悪い人向けのレンズ付きゴーグルもありますので自分に合ったゴーグルを選ぶと良いかと思います。ゴーグルの使用については、原則は「装着使用」することを推奨しています。なぜならばプール水からの感染予防、塩素刺激からの目の保護をする必要があります。
Ⅳスイムタオル(セーム)
スイムタオルは、吸水性に優れたタイプとなります。基本的には水泳専用のタオルでなくても身体についた水が拭き取れれば何でも良いかと思います。ただし水泳専用タイプのスイムタオルは、コンパクトなのに吸撥水性が優れていますので推奨しています。色、デザイン、サイズなどが豊富にありますのでお好みのスイムタオルを選ぶと良いでしょう。
Ⅰビート板・Ⅱプルブイ・Ⅲヘルパー・Ⅳパドル・Ⅴフィン・Ⅵヌードル
上記は、練習するときに必要に応じて使用することにより効果が向上する用品です。
Ⅰビート板(キックボード・スイムボード)
ビート板は、水泳練習の代表的なアイテムです。 キック練習、浮き身、フォーム練習など水泳練習の多くで使われています。基本的な機能は一緒ですがサイズ、デザインが異なります。
Ⅱプルブイ
プルブイは、下半身のバランスを向上させる水泳練習の代表的なアイテムです。 上半身のテクニックを強化するための道具です。
Ⅲヘルパー(ウェストヘルパー)
ヘルパーは、泳ぐをヘルプ(浮き姿勢)をするための道具です。初期の段階で水泳の練習をする道具としては主力の水泳用品です。
Ⅳパドル
パドルは、キャッチテクニック(水をつかむ感覚)の上達と肩、腕の筋力アップするためのトレーニング道具です。ハードパドル(硬い素材)とソフトパドル(柔らかい素材)の2つの区分され、公共スポーツ施設ではハードパドルの使用については原則禁止されています。
Ⅴフィン
フィンは、キックや体幹の強化するための道具です。適度に推進力を生みだしキックの連続動作をトレーニングするために有効です。フィンの形状、素材、デザイン、サイズなどは豊富にありますが、公共スポーツ施設では、フィンの使用については原則禁止されています。
Ⅵヌードル(アクアポール)
ヌードルは、形状を変えることのできる棒状の浮具です。プールでストレッチ、バランス、リラクゼーションするときに使用する道具です。公共スポーツ施設に設置してありますが利用できるかどうかは各施設で異なります。
Ⅰスポーツセンター・Ⅱ期間水泳場・Ⅲ学校開放プール・Ⅳ民間型プール・Ⅴその他
大別すると5区分になるプール施設です。プールといっても管轄(管理者)、内容、目的などによりそもそも利用主体が異なります。
Ⅰスポーツセンター
スポーツセンターは、スポーツ及びレクリエーシヨンの普及振興を図り、健康で文化的な生活の向上に寄与するために設置されています。設置主体は、都道府県、市区町村が主となっていいますが、運営自体は、公益団体や民間団体に委託されていることが多いです。
Ⅱ期間水泳場
期間限定で営業する水泳場です。例えば夏期だけ営業する屋外プールなどが該当します。
Ⅲ学校開放プール
学校設置のプールを一般開放として時間外に開放するプールです。Ⅰスポーツセンターの設置主体、目的が異なりますが一般開放として広く利用してもらうために開放をしております。
Ⅳ民間型プール
スポーツクラブ、スイミングスクール、リゾートプール、マンションプール、法人プールなど自前でプールを設置して特定の利用者を対象に使用をさせるプールです。
Ⅴその他
特定施設による特定の利用者を限定して使用させるプールです。リハビリ訓練を行う目的で医療、障害、介護などの関係からトレーニングをする水泳施設です。
Ⅰ環境・Ⅱ備品・Ⅲ付帯設備・Ⅳ利用
公共水泳場は、比較的アクセスの悪いエリアに設置されていたり、水泳練習道具の種類・数量の差、利用料、利用時間、新旧設備などさまざまです。
Ⅰ環境
プール施設までのアクセスは重要ですが、概して公共水泳場は交通の便が悪い場所に建てられていることが多いです。周辺環境は、緑地帯(公園など)とスポーツセンターが一体として建設されていることが多いため、広い敷地に建てられていることが多いです。反対に民間スポーツクラブは駅近です。
Ⅱ備品
プールで使用するビート板等の水泳用品は、無料で貸出しをしているプールがほとんどですが、種類や数量には差があります。貸出がなかったり、持込み使用ができないプール施設もあります。
Ⅲ付帯設備
サブプール、ジャグジー、入退水スロープ、ウォーターステップ(移動式簡易階段)などが設置されているプール施設と、設置されていない施設があります。またウォータースライダーや流れるプールなど遊泳型プールもあったり、重度の障害者向けに入退水リフトが設置されたりと付帯設備もプール施設によって差がありますので目的に合わせて選択すると良いでしょう。
Ⅳ利用
利用日時によりプールのコース利用に制限があったり、利用できない場合もあります。特に1コース内で片側一方通行、双方向通行で利用に差がでます。利用料金もプール施設によって大きく差が出ますので目的に合った施設を選ぶと良いでしょう。